微笑む人

読書はそこそこ苦手です。睡眠薬だとも思っています。感想を伝えるのはもっと苦手です。読書感想文なんて塵紙です。

 

 

 

微笑む人

微笑む人

 

 

読み終えました。

 

普段はそれこそ、漫画か歴史小説しか読みません。ミステリーを読んだのは何年ぶりだろう、、10年をこえるかもしれません。

 

 

小説家の「私」がある事件をノンフィクション小説としてまとめたもの、という書き方なもんで、「この話は実話?空想?んんんん??」という始まりでした。

事件の内容を、背表紙の解説をまんま引用すると、

エリート銀行員の仁藤俊美が、「本が増えて家が手狭になった」という理由で妻子を殺害。(中略)「いい人」と評される仁藤だが、過去に遡るとその周辺で、不審死を遂げた人物が他にもいることが判明し……。(後略)

解説/末國善己

えええ何その動機!?気になるじゃん…が読もうとしたきっかけです。

 

なんやこれモヤモヤするなぁ、ミステリーってこう、モヤモヤするんだよなぁって思いながら読みすすめていました。中盤からグググっと引き込まれましたが、依然モヤモヤしていて、「これはもしや、読み終えてもモヤモヤしているのでは?」と感じていました。

 

結論、やはり読み終えてもモヤモヤだったんですけど、改めてプロローグを見たら、スッキリしないぜ!って書かれてました笑

そりゃモヤるわ、しゃあないわ💣

でもこれが1番いい正解の終わり方なんだろうな。

 

最後まで読んで、プロローグをもう一度読んで、表紙を見返して、ゾワッとします。あー、やだやだ。

 

 

私自身の話ですけれど、性格にある悪い部分があって、自覚していて、気をつけてはいるんですけれど、直ってはいない。そのことについて罪悪感もある状態です。

この小説を通して、そこを紙ヤスリで擦られた感覚です。なんか不快。気持ち悪い。だがおもしろかったのは認める。

 

人って怖いな